普段あなたが何気なく着ているプリントTシャツは、どのような方法で印刷されたか知っていますか?
それはシルクスクリーン印刷です!
「見てないクセにわかるわけないだろ!このハゲー!!」
って思うかもしれませんが、プリントされているTシャツは大半がシルクスクリーンで印刷されています。
シルクスクリーン印刷とは一体なんなのか、なぜ広く用いられているのか見てみましょう。
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シルクスクリーン印刷とは
シルクスクリーン(Screen printing)は、孔版画の技法の一種であり、インクが通過する穴とインクが通過しないところを作ることで版画の版を製版し、印刷する技法である。
A:インク B:スクイージー C:イメージ D:版 E:スクリーン F:印刷イメージ
引用元:Wikipedia
シルクスクリーン印刷とはメッシュ部分にシルク(絹)が使われていたことが由来。
近年、シルクではなくインクの通りが良い化学繊維で作られた素材が使われています。
シルクが使用されていない今でも、昔の名残りから
- シルクスクリーンプリント
- シルク印刷
- スクリーン印刷
などと呼ばれています。
1色毎に版を製作するのがシルクスクリーンの印刷方法で、存在感のある表現が可能。
「シルクスクリーン以外のプリントは着れない」というマニアもいるほどです。
シルクスクリーン印刷のメリット
なんと言ってもシルクスクリーンのメリットは、何にでも印刷ができるところです。
- Tシャツ
- バッグ
- 紙
- 木
- プラスチック
思いつく大体のものには印刷することができ、自動の機械を使えば何千枚でも短時間で作れます。
インクの種類が豊富で、ラメ入りでキラキラさせたり発泡インクを使って膨らみを出すこともできます。
シルクスクリーン印刷でしか出せない味があるんです。
メリット
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- 印刷対象の幅が広い
- 早く大量生産ができる
- インクの種類が豊富
- 味のある仕上がり
シルクスクリーン印刷のデメリット
シルクスクリーン印刷にもデメリットはあります。
それは一色毎に版を作らないといけないので、色が増えると制作工程が増し、調整にも時間がかかります。

って思うかもしれませんが、注文する側も一色増えるごとに値段がカサ増ししていくのでどちら側でもデメリットですね。
あと細かすぎるデザインは再現が難しいので写真みたいなクオリティを出すのには不向きです。
デメリット
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- 色数が多いほど大変でお金がかかる
- 写真みたいに細かいデザインは不向き
まとめ
シルクスクリーン印刷は機材なども高額でなかなか一般人が手を出すことができませんでした。
でも最近では「Tシャツくん」などのお家で手軽にシルクスクリーン印刷ができる商品も出てきて、手が出しやすくなりましたね。
また、スマホで写真をアップして簡単にTシャツ等が作れる「Up-T
」や無料で自分のネットショップが作れる「BASE
」みたいなサイトも多くなってきています。
ちなみに僕も最近からBASEでネットショップ立ち上げました。
良かったら覗いてみて下さい(笑)
>> Maverick 63
シルクスクリーンは本当に奥が深いので、自分の好きなデザインを好きなものに印刷してみると感動しますよ。
そして自分の作品を世に出してみましょう。
思いがけないところで評価されるかも★
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